有斐斎弘道館では、近世京都学会との共催として講座「皆川淇園を読む」を開講しております。
第2回は、6月19日(日)14:00~16:00 「白鳥賦」
参加費:2,000円(学生証を提示いただきましたら1,000円、 近世京都学会会員は無料です)
※予め資料をお送りいたしますので、ご参加をご希望の方はお早目にご連絡をお願いいたします。
一般の方・・・有斐斎弘道館 075-441-6662
近世京都学会員の方・・・近世京都学会第二事務局 075-202-8105
第1回は、5月15日(日) 「皆川弘道先生墓標」について勉強いたしました。
(文化五年戊辰冬十一月 孝子允謹建
門人 前平戸城主 壱岐守源清排撰 膳所城主 下総守藤原禎排書并題額 )
墓標に記された人間・皆川淇園の逸話にご参加いただきました皆様とともに大変親しみを感じました。
生まれながらにして優秀であり(4・5歳にして字を識り、試みに父が杜甫の秋興八首を教えたところすぐに成し得たなど)、父は淇園に弘道の志を持つことを望んだその経緯や
当時の文人が好んで座った虎の毛皮が捩(よじ)れて穴が開くほどの勤勉さであったことなど。
弘道館のことも「文化乙丑、宅の西隣を買う。門人と咨(はか)り将に学堂を剏(はじ)め以て大いに斯道を弘めんとす」との記載があります。
読み解いていくほどに、儒学者として教育者としての皆川淇園に引き込まれていきます。
是非みなさまもゆったりと江戸時代の学問所の門人になったつもりで学びませんか?
お待ちしております。