関連イベントの案内
世界遺産 下鴨神社
夏休み能楽体験教室
世界文化遺産で
能「賀茂」を謡い舞う夏休み
世界文化遺産・賀茂御祖神社は、
鴨川と高野川の合流する中洲にある古代信仰の地であり、その上に、
千年の都の人々の祈りの心が折り重なってまいりました。
ここで育まれてきた文学や芸能には、時代を超えて、
人々の心をつなぐ大切なメッセージが刻まれています。
賀茂御祖神社で、能「賀茂」を謡い舞うという体験をとおして、
時代を超えて語り伝えられてきた大切なメッセージを
ご一緒に未来へつないでいきませんか?
日時:平成30年
お稽古:7/26(木)、8/5(日)、9(木)、16(木)
発表会:8/20(月)
(お稽古は午前9時〜10時頃まで
発表会は午前9時集合でリハーサルの後、11時〜12時(予定))
場所:賀茂御祖神社(下鴨神社)社務所に集合
講師:新進気鋭の観世流能楽師の先生方をお迎えします。
林宗一郎(はやしそういちろう)
樹下千慧(じゅげちさと)
浦田親良(うらたちから)
対象:
小学3年生以上。大人の方の参加も可能です。
年齢・性別・国籍を問いません。
お気軽にご参加ください。
一回のみの参加も歓迎いたします。
持ち物:
稽古は、動きやすい服装でお越しください。
足袋、又は、白い靴下をお持ちください。
発表会は、できれば浴衣などを着用ください。
扇は貸し出しいたします。
参加費:大学生まで、無料
大人、1回千円
定員:30名程度(申し込み先着順)
申込み・問合せ:
電話 075-781-0010(下鴨神社代表電話)
メール tadasu-noh@kodo-kan.com
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
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過去に行われた関連イベント
世界文化遺産 上映シンポジウム
「神事と芸能のあいだーー「御田」から語る」
日時:平成30年3月17日(日)
16:30〜19:00(受付開始:16:00)
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)・公文所
《パネリスト》
茂山千五郎(大蔵流狂言方)
北村皆雄(映画監督、映像人類学)
乾尚彦(学習院女子大学教授、アジア文化研究)
原瑠璃彦(日本学術振興会特別研究員、能楽研究)
《コーディネーター》
濱崎加奈子(有斐斎弘道館館長、専修大学准教授)
入場料:無料 *要申し込み
申込先:075-781-0010 ウェブサイトでのお申込みはこちら
開催主旨:
平成27年に550年ぶりに再興された「糺勧進能」。
平成28年5月には、賀茂ゆかりの狂言として「御田(おんだ)」が上演されました。
今回は、その折の記録映像及び、全国の田植神事の映像を見ながら、
出演者・研究者らが神事の芸能化とその意味について考えます。
糺勧進能プロジェクトのひとまずの総括として、
今後の可能性について、ご一緒に語り合う場となれば幸いです。
プログラム(予定):
第1部 上映会「糺勧進猿楽2016ー御田ー」
第2部 トークセッション
《パネリスト》茂山千五郎(大蔵流狂言方)
北村皆雄(映画監督、映像人類学)
乾尚彦(学習院女子大学教授、アジア文化研究)
原瑠璃彦(日本学術振興会特別研究員、能楽研究)
《コーディネーター》
濱崎加奈子(有斐斎弘道館館長、専修大学准教授)
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
*本シンポジウムにおいて、
冊子『賀茂御祖神社の歴史をひもとく――糺勧進能』を販売いたします。
冊子『糺勧進能』の情報はこちら
シンポジウム 糺勧進能「安達原」を語る
「糺の地の芸能と現代ーー祈りと舞台芸術、能楽の可能性」
日時:平成29年12月3日(日)
13:00〜15:00(受付開始:12:30)
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)・公文所
《パネリスト》榎本了壱(アートディレクター)
有松遼一(能楽師ワキ方高安流)
原瑠璃彦(日本学術振興会特別研究員)
《コーディネーター》
濱崎加奈子(有斐斎弘道館館長、専修大学准教授)
入場料:無料 *要申し込み
申込先:075-781-0010 ウェブサイトでのお申込みはこちら
開催主旨:
「偽りをただす」の意ともされる「糺(ただす)」の森は、
神の言霊が伝えられる地。
平成27年に550年ぶりに再興された糺の地での能楽(糺勧進能)は、
糺の地がまさしく〈神の舞い降りる場所〉であり、
芸術を通して、神と人、人と人が交わる場であることが実感されました。
暮れゆく陽の移ろい、風の音、鳥の声、
すべてが交わりながら、舞台は進行していきます。
このように、いにしえの時間を感じながら、
〈祈りと芸能〉という、日本文化のひとつの原点へと
思いを馳せることは、現代日本にとって、
どのような意味を持ち得るでしょうか。
このたび、東日本大震災後に福島県からわきおこったアート展示に関連し、
福島ゆかりの能楽「安達原」が上演されます。
京の地で「安達原」が上演される、その意味とは――。
上演に先立ち、演目「安達原」をわかりやすく解説しながら、
「祈りと芸能」の現在・未来について、
舞台芸術、アート、信仰など、
さまざまな視点から語りあうことができればと思います。
ぜひお気軽にご参加ください。
プログラム(予定):
第1部 「能《安達原》に描かれているものとは何か?」 原瑠璃彦
第2部 「能《安達原》の可能性ーー鬼・女・東北」
榎本了壱 × 有松遼一 × 原瑠璃彦
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
賀茂御祖神社 第34回 式年遷宮
奉祝 再興「糺勧進能」関連事業
世界遺産 下鴨神社
夏休み能楽体験教室
世界文化遺産で
能「賀茂」を謡い舞う夏休み
世界文化遺産・賀茂御祖神社は、
鴨川と高野川の合流する中洲にある古代信仰の地であり、その上に、
千年の都の人々の祈りの心が折り重なってまいりました。
ここで育まれてきた文学や芸能には、時代を超えて、
人々の心をつなぐ大切なメッセージが刻まれています。
賀茂御祖神社で、能「賀茂」を謡い舞うという体験をとおして、
時代を超えて語り伝えられてきた大切なメッセージを
ご一緒に未来へつないでいきませんか?
日時:平成29年
お稽古:8/2(水)、5(土)、12(土)、23(水)
発表会:8/26(土)
(お稽古は午前9時〜10時頃まで
発表会は午前9時集合でリハーサルの後、11時〜12時(予定))
場所:賀茂御祖神社(下鴨神社)社務所に集合
内容:①能楽「賀茂」の謡を一緒にうたいます。
②能の舞の基本をまなびます
講師:新進気鋭の観世流能楽師の先生方をお迎えします。
林宗一郎(はやしそういちろう)
樹下千慧(じゅげちさと)
浦田親良(うらたちから)
対象:
小学3年生以上。大人の方の参加も可能です。
年齢・性別・国籍を問いません。
初めての方を対象としています。お気軽にご参加ください。
一回のみの参加も歓迎いたします。
持ち物:
稽古は、動きやすい服装でお越しください。
足袋、又は、白い靴下をお持ちください。
発表会は、できれば浴衣などを着用ください。
扇は貸し出しいたします。
参加費:大学生まで、無料
大人、1回千円
定員:30名程度(申し込み先着順)
申込み・問合せ:
電話 075-781-0010(下鴨神社代表電話)
メール tadasu-noh@kodo-kan.com
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
平成28年度文化庁地域遺産を活かした地域活性化事業
世界文化遺産「古都京都の文化財」賀茂御祖神社の歴史をひもとく
第5回 世界遺産で語る糺猿楽シンポジウム
「糺の地と勧進猿楽」
日時:平成29年2月19日(日)
午後2時〜4時30分(午後1時30分)
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)・公文所
出演者:西平 直(京都大学教授)
北村皆雄(映画監督)
茂山七五三(能楽師狂言方)
松岡心平(東京大学大学院教授)
新木直人(賀茂御祖神社 宮司)
濱崎加奈子(専修大学准教授)
参加費:一般1000円 大学生以下無料(要学生証提示)
(要予約・先着100名)
申込先:075-781-0010 ウェブサイトでのお申込みはこちら
開催主旨:
平成二十七年五月に行われた「糺勧進能」では、
最古の能舞台図「寛正五年糺河原勧進猿楽図」(一四六四)に基づき、
舞台後方に橋掛りが設置されました。
そこで能〈賀茂〉が上演されるなかでは、後ろ向きの橋掛りの発揮する絶大な効果や、
糺の神域の自然と能楽の響き合いなど、さまざまな新しい発見がありました。
室町時代、観阿弥や世阿弥のような猿楽師たちは、
どのような舞台で能楽を上演していたのでしょうか?
今回で第五回を数える、世界遺産で語る糺猿楽シンポジウムでは、
記録映像の一部上映よりいま一度「糺勧進能」に立ち返り、
演能空間の祖型についてさまざまな角度から語り合います。
プログラム(予定):
一、はじめに 新木直人(賀茂御祖神社宮司)
二、上映「糺勧進能」
平成二十七年五月に上演された「糺勧進能」の記録映像を一部公開上映いたします。
三、座談会「演能空間の祖型を考える」
西平 直(京都大学教授)
北村皆雄(映画監督)
茂山七五三(能楽師狂言方)
松岡心平(東京大学大学院教授)
司会 濱崎加奈子(専修大学准教授)
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
平成28年度文化庁地域遺産を活かした地域活性化事業
世界文化遺産「古都京都の文化財」賀茂御祖神社の歴史をひもとく
第4回 世界遺産で語る糺猿楽シンポジウム
「鴨長明と能楽」
日時:平成28年9月10日(土)
午後2時〜4時30分(午後1時30分)
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)・公文所
出演者:新木直人(賀茂御祖神社 宮司)
松岡心平(東京大学大学院教授)
木下華子(ノートルダム清心女子大学准教授)
林宗一郎(観世流能楽師)
参加費:一般1000円 大学生以下無料(要学生証提示)
(要予約・先着100名)
申込先:075-781-0010 ウェブサイトでのお申込みはこちら
開催主旨:
世界遺産・賀茂御祖神社において、<祈りと芸能>について考えるシンポジウム、
本年は、鴨長明没後八百年ということで、鴨長明に焦点をあて、
賀茂という場における文学と芸能について、
より広い視野から捉えていきたいと思います。
プログラム(予定):
ご挨拶 新木直人(賀茂御祖神社宮司)
講演 「鴨長明の芸能性」
木下華子(ノートルダム清心女子大学)
対談 「鴨長明と世阿弥」
松岡心平(東京大学大学院教授)
木下華子
実演 謡曲「鴨長明」より
林宗一郎(観世流能楽師)
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
平成28年度文化庁地域遺産を活かした地域活性化事業
世界文化遺産「古都京都の文化財」賀茂御祖神社の歴史をひもとく
世界遺産で謡い舞う
夏休み能楽体験教室
鴨長明没後八百年の年に
世界文化遺産で、能「賀茂」を謡い舞う夏休み
世界文化遺産・賀茂御祖神社は、
鴨川と高野川の合流する中洲にある古代信仰の地であり、その上に、
千年の都の人々の心をつなぐ大切なメッセージが刻まれています。
本年は、『方丈記』を著した鴨長明没後八百年を迎えます。
能「賀茂」にも鴨長明の歌「石川や瀬見の小川の清ければ
月もながれをたづねてぞすむ」が詠みこまれています。
世界文化遺産・賀茂御祖神社で、
能「賀茂」を謡い舞うという体験をとおして、
時代を超えて語り伝えられてきた大切なメッセージを
ご一緒に未来へつないでいきませんか?
日時:平成28年
お稽古:8/3(水)、10(水)、17(水)、24(水)
発表会:8/27(土)
(お稽古は午前9時〜10時
発表会は午前9時集合でリハーサルの後、11時〜12時(予定))
場所:賀茂御祖神社(下鴨神社)社務所に集合
講師:新進気鋭の観世流能楽師の先生方をお迎えします。
林宗一郎(はやしそういちろう)
樹下千慧(じゅげちさと)
浦田親良(うらたちから)
対象:
小学3年生以上。大人の方の参加も可能です。
年齢・性別・国籍を問いません。
初めての方を対象としています。お気軽にご参加ください。
一回のみの参加も歓迎いたします。
持ち物:
稽古は、動きやすい服装でお越しください。
足袋、又は、白い靴下をお持ちください。
発表会は、できれば浴衣などを着用ください。
扇は貸し出しいたします。
参加費:大学生まで、無料
大人、1回千円
定員:30名程度(申し込み先着順)
申込み・問合せ:
電話 075-781-0010(下鴨神社代表電話)
メール tadasu-noh@kodo-kan.com
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
平成27年度文化庁地域遺産を活かした地域活性化事業
世界文化遺産「古都京都の文化財」賀茂御祖神社の歴史をひもとく
第3回 シンポジウム
「糺の地域と信仰〜能「賀茂」をひもとくⅡ〜」
日時:平成28年3月12日(日)
午前10時〜12時(開場9時30分)
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)・直会殿
出演者:新木直人(賀茂御祖神社 宮司)
松岡心平(東京大学大学院教授)
中村修也(文教大学教授)
大倉源次郎(能楽小鼓方大倉流宗家)
杉市和(能楽笛方森田流)
参加費:1000円
(要予約・先着50名)
申込先:075-781-0010 ウェブサイトでのお申込みはこちら
*シンポジウムは終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。
開催主旨:
平成27年5月、550年ぶりに再興された「糺勧進能」で上演された能「賀茂」は、
賀茂の神々の誕生の物語を扱った能でした。
そこでは、賀茂川に遊び丹塗矢と出会う女性は「秦の氏女」と呼ばれています。
そもそも、秦氏とは世阿弥や 能「賀茂」作者でもある金春禅竹たちが、猿
楽の祖ととらえていた古代の渡来系氏族です。
能「賀茂」に、猿楽者たちはどのようなメッセージを込め ようとしたのでしょうか。
また、中世の人々は古代神話をどのように捉えていたのでしょうか。
糺勧進能シンポジウム・シリーズ第3回は、第2回シンポジウム「糺の地域文化を考える」での議論を踏まえ、
さらに能「賀茂」の 核心に斬り込みます
プログラム(予定):
はじめに 新木直人(賀茂御祖神社宮司)
講演1「賀茂氏と秦氏」
中村修也(文教大学教授)
講演2「能『賀茂』と秦氏伝承」
松岡心平(東京大学大学院教授)
実演「音取置鼓」
出演:大倉源次郎(能楽小鼓方大倉流宗家)
杉市和(能楽笛方森田流)
鼎談「能『賀茂』と秦氏」
登壇者:中村修也
大倉源次郎
松岡心平
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
*本シンポジウムにおいて、
冊子『賀茂御祖神社の歴史をひもとく――糺勧進能』を販売いたします。
冊子『糺勧進能』の情報はこちら
平成27年度文化庁地域遺産を活かした地域活性化事業
世界文化遺産「古都京都の文化財」賀茂御祖神社の歴史をひもとく
こども能楽「賀茂」体験教室
賀茂地域ゆかりの能「賀茂」を謡い、舞ってみませんか?
能「賀茂」は、賀茂の神々の誕生のものがたりです。
能楽をとおして、地域の歴史文化を深く知り、楽しみ、
ご一緒に広めていきませんか?
親子での参加、大人のみの参加も可能です。
はじめての方を対象としています。ぜひお気軽にご参加ください。
日時:平成28年2月27日(土)
午後13時〜15時
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)
(教室は、本殿西にある境内摂社の三井神社にて行う予定です。)
講師:林宗一郎(観世流能楽師)
浦田親良(観世流能楽師)
参加費:小学3年生から大学生 無料
大人 1000円
定員:30名程度(先着順)
持ち物:白い靴下 または 白い足袋
服装は自由です。
申込先:電話 075-781-0010(下鴨神社代表電話)
メール tadasu-noh@kodo-kan.com
主催:糺猿楽再興実行委員会(下鴨神社内)
平成27年度文化庁地域遺産を活かした地域活性化事業
世界文化遺産「古都京都の文化財」賀茂御祖神社の歴史をひもとく
『賀茂御祖神社の歴史をひもとくーー糺勧進能』出版記念
第2回 シンポジウム
「糺の地域文化を考える〜能「賀茂」をひもとく〜」
日時:平成28年1月31日(日)
午前10時〜12時(開場9時30分)
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)・参集殿
登壇者:新木直人(賀茂御祖神社 宮司)
松岡心平(東京大学大学院教授)
宇野日出生(京都市歴史資料館統括主任研究員)
井上裕久(観世流能楽師)
参加無料 (要予約・先着150名)
申込先:075-781-0010
開催主旨:
世界文化遺産の森と社殿を擁する「賀茂御祖神社(下鴨神社)」とその周辺としての<糺>の地は、
古来信仰の地であるとともに、人々が寄り集い、芸能が行わる場でもありました。
今回は、平成27年5月、賀茂御祖神社第34回式年遷宮を祝して550年ぶりに再興された「糺勧進能」について、
その歴史的な背景や意義について振り返るとともに、賀茂の神が登場する能の曲「賀茂」を通して、
糺の地の歴史文化について語り合います。
プログラム(予定):
10:00 ご挨拶 新木直人(賀茂御祖神社宮司)
10:05 講演①「糺の地 神域のあゆみ」宇野日出生(京都市歴史資料館統括主任研究員)
10:45 講演②「能「賀茂」を読みとく」松岡心平(東京大学大学院教授)
—休憩—
11:25 実演 仕舞「賀茂」シテ 井上裕久 地謡 浦田保浩、林宗一郎、大江泰正
11:30 鼎談「糺河原と能楽」松岡心平、宇野日出生、井上裕久(観世流能楽師)
シンポジウム
「糺河原勧進猿楽とは何だったのか ー足利将軍と能楽ー」
日時:平成27年5月9日(土) 午後2時〜5時(予定)
於:賀茂御祖神社(下鴨神社)参集殿
登壇者:新木直人(賀茂御祖神社 宮司)
松岡心平(東京大学大学院教授)
桜井英治(東京大学大学院教授)
小川剛生(慶応義塾大学准教授)
参加無料 (要予約・先着200名)
申込先:075-781-0010
*シンポジウムは終了いたしました。多数のご来場ありがとうございました。
開催主旨:
中世、足利将軍が京都に幕府を開いていた室町時代、
洛中・洛外のさまざまな場所で「猿楽」(能楽)が演じられました。
なかでも、賀茂川と高野川が合流する地である「糺河原(ただすがわら)」は、
勧進猿楽という盛大な野外公演が催された重要な場所でした。
とりわけ、寛正5年(1464)に行われた「糺河原勧進猿楽」は、
観世流宗家において現在まで大事に継承されている
「寛正五年糺河原勧進猿楽図」からその様子が詳しく窺え、
将軍・足利義政をはじめ錚々たる大名や公家、僧侶らが来臨するなかで
大和猿楽観世座の音阿弥(世阿弥の甥)とその息子・又三郎が能を演じることで、
以後、観世流隆盛につながる一大イベントであったと言われています。
本シンポジウムでは、
本年、賀茂御祖神社第34回式年遷宮の奉祝行事として実現する「糺勧進能」に先駆け、
能楽研究の第一人者である松岡心平氏(東京大学大学院教授)の呼びかけのもと、
当時の社会的・文化的情勢、足利将軍と観世座の関係などを踏まえ、
糺河原勧進猿楽の意義について再考します。
主催:「観世家のアーカイブの形成と室町期能楽の新研究」(科学研究費)
登壇者プロフィール:
松岡心平
1954年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院教授。観世文庫理事。専攻は、能楽。これまでの著書に、『宴の身体――バサラから世阿弥まで』(1991)、『能――中世からの響き』(1998)、『中世を創った人びと』(2001)などがある。
桜井英治
1961年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、東京大学大学院准教授。専攻は、日本中世史、流通経済史。これまでの著書に、『室町人の精神』(2001)、『破産者たちの中世』(2005)、『贈与の歴史学――儀礼と経済のあいだ』(2011)などがある。
小川剛生
1971年生まれ。慶応義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、慶応義塾大学准教授。専攻は中世和歌史。これまでの著書に、『二条良基研究』(2005)、『武士はなぜ歌を詠むか――鎌倉将軍から戦国大名まで』(2008)、『足利義満――公武に君臨した室町将軍』(2012)などがある。