弘道館3月のまとめ(ハイライト)

3月は通常の講座に加え、「上巳の節句」をテーマとした月釜、新しく始まった連続勉強会「源氏物語はどのように読まれたか」、また館長濱崎による「香道の美学」が開催されました。
また学生の方達が初めて茶道を体験されたり、カリフォルニアやニューヨーク、また中国からたくさんのお客さまにお越し頂きました。
ぜひ、3月の弘道館の様子を写真とともにご覧下さいませ。

◆3月4日(日)月釜 上巳の節句

 

3月は上巳の節句をテーマに、月釜を開催いたしました。
菓子は”草の春”。菓子の銘にふさわしい、まさしく春!のうららかな陽気の中、たくさんの方にお越しいただきました。お水取りを思わせるお道具の数々に、暖かな春を予感された方も多いのではないでしょうか。

◆3月16日(金)美容専門学校 茶席体験

美容専門学校の学生さん方が、マナー講習として茶席体験に来られました。
皆さん個性的で好奇心旺盛で、初めて体験する茶道にも興味を持っていただき、またぜひ来たい!とチラシをたくさん持って帰られました。
日本の美やおもてなしの心を、後世に繋げていってくださることを願います。

◆3月17日(土)講座 信仰からみる京都

今月のテーマは「白河天皇・鳥羽天皇」。毎回、通常の歴史の学習では見えてこないたくさんの裏話を聞くことができます!!

◆3月17日(土)勉強会 源氏物語はどのように読まれたか

日本文化の最奥を教えてくれる『源氏物語』を『河海抄』という、古人の読みの視点を通してひもときます。
第1回目のテーマは”源氏物語の受容と河海抄の概要”。ユーモアを織り交ぜながらのわかりやすい講義、そしてたくさんの参加者と意見を交わしながら進める賑やかな勉強会となりました。

◆3月19日(月)「京都人の密かな愉しみ」テレビ撮影

BSプレミアムの番組「京都人の密かな愉しみ」の撮影が、弘道館で行われました。
4月14日(土)午後9時〜BSプレミアムで放送されます。
数シーンですが、普段とはまったく違った雰囲気の弘道館をお楽しみください。

◆3月24日(土)香道の美学 その成立と王権・連歌

「香道」にスポットをあて、有斐斎弘道館の館長濱崎が講座を開催しました。
「におい」や「かおり」を和歌や古典といった文学や連歌の手法を駆使し、相手に伝えるという芸道について解説しました。
当日は多くのお客さまにお越しいただき、また特別な菓子もご用意しました。

◆3月25日(日)外国からの茶席体験

ニューヨークから4名のお客さま、また中国から24名のお客さまがお茶席を初体験されました。
みなさま初めての体験にとても感銘を受けておられました!

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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