京菓子デザインを考えるヒント(第13回)

~第13回「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物」をもとに(実作)~

京菓子展「手のひらの自然」は展示する京菓子のデザインを幅広く募集。2015年は「琳派」というテーマに沿った376点の意欲的な作品が集まりました。
当ブログでは昨年の入選デザインとそれをもとに作られた京菓子、講評をあらためて紹介しています(順不同で取り上げます)。

今回も第12回に続き、実作部門の入賞作品から。ともに参考にしているのは尾形乾山の「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物」。やはり作り手によって全く風合いの違う京菓子が生まれていますね!

今年のテーマは「蕪村と若冲」です。みなさんも新しい京菓子のデザインに挑戦してみませんか? 締め切りはまもなく、9月10日(土)です。
※デザイン部門の募集もあります
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【参考作品】尾形乾山「銹絵染付金銀白彩松波文蓋物(さびえそめつけきんぎんはくさいまつなみもんふたもの)」

【銘】松の追憶(素材/練り切り製)
【入選者名】勇元百合乃

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<先生方の講評>
インスピレーションを受けた作品のモチーフが作者の思考によって再構築されている。一見よくある古典的な菓子に見えながら、色にも形状にも工夫がみられる。

【銘】波の玉手箱(素材/薯蕷製)
【入選者名】田中優子

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<先生方の講評>
琳派らしいアイデアで、デザイン、色彩ともによくまとまっている。現代的なセンスの光る作品。

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「手のひらの自然―蕪村と若冲」展2016

公式HP :http://kodo-kan.com/kyogashi/

 

京菓子展 

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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