カメリアの女王

 12/19に「英語で茶道」を行いました。岡倉天心の「The Book of Tea」を読む、というコアでレアな企画です。
参加者のみなさん、ありがとうございました。
私が気に入った一節は「Why not consecrate ourselves to the queen of the Camellias, and revel in the warm stream of sympathy that flows from her alter」です。いい表現ですよね。
日本語にすると良く分からなくなるのですが、「カメリアの女王に身を捧げ、その祭壇から流れる暖かい共感を楽しもうではないか」。カメリアは椿です。茶の花としての椿と、ツバキ科としての茶の両方を指しているのだと思います。alter(祭壇)は神様の祭壇ですが、床の間、とも読めるでしょうか。
弘道館の椿も固いつぼみから花を咲かせています!
次回の「英語で茶道」は年明け23日です。皆さまのご参加お待ちしています。
「英語で茶道−The Book of Teaをよむ」
日時:2014年1月23日(木)18:30〜
会場:有斐斎弘道館
参加費:3,000円(茶菓子付き)
講師:田中朝子
申込:有斐斎弘道館(TEL:075-441-6662/kouza@kodo-kan.com)まで
椿

多くの方に有斐斎弘道館の活動を知っていただきたく思っております。
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